スープラUSBケーブル到着


 前回のゾノトーンUSBケーブルに続いて、予約していた雑誌hivi付録のスープラUSBケーブルが到着した。並べてみるとその太さの違いが歴然である。ゾノトーンは付録用に取り回し易くするために、製品版より細くなっているが、それでも頑丈であった。がスープラはもうこれは棒のような固さである。

 背面ボード直結のUSB端子に接続できたものの、やや下方向に設置したBabyfaceがひっぱられるほどである。長期の使用での接触不良を避けるために、1.5cmほどBabyfaceに足を履かせて、ほぼ水平になるようにして試聴開始。

 なんとトルクの大きい車になったことか。これが第一印象である。どんな音でも鳴らしまっせという懐の深さを感じる。エージングがこれからだが、44.1KHzのソースから176.4KHzのソースに切り替えるとこのことがよくわかる。

 ゾノトーンは、低サンプリングレートであっても艶やかに鳴らすが、スープラはありのままを出す感じで、176.4KHz/192KHzのデータ量も余裕で漏らさずさばく感じである。まるで堂々と道の真ん中を走るアメ車にとっては、軽い荷物のようで、ちょっと愛用のヘッドフォンでは鳴らしきれなさそうで、これがさらにエージングが進むとどうなるか、はた恐ろしい。