最初のアップサンプリング記事から4年

再生環境に引き続き、アップサンプリングの方法についても現在行っている方法について、こちらもまとめておきます。

最初にWaveUpConverの紹介をしたのが今から4年前ですが、今でもお勧めは全く変わりません。新しいツールは数あれど、またこのソフトウェアは既に開発はストップしていますが、安定性だけとってみても素晴らしいです。

WindowsXP(32bit)からWindows7(64bit)に変わっても、しかるべき回避策をとれば問題なく最高の体験をさせてくれます。

ただ個人的に使用しているのは、FUSE+Lilithの組み合わせですが、これは単に攻めたいだけであって、下のコマンドラインオプションを使っています。

"-t" "26" "-b" "27" "-x" "4" "-g" "0" "%FilePath%%FileName%%FileExt%"

最近のUSB-DACは動的アップサンプリング機能が付いているものが多いですが、やはりディザの感じが合いません。CPUの性能向上はあいかわらずものすごいですが、リアルタイムに上記の静的アップサンプリングの精度を得ることは、当面は無理でしょうし、消費電力の観点からは、それはかなり長い間無理ではないかとおもいます。