ロスレスWMAをwmal2pcm.exeでWAVに戻す

 CDからなるたけ正確に音楽を取り込んだら、次に行うのは生成したロスレスのWindows Media AudioファイルをWavファイルに戻すことである。この元に戻すのに使用するツールが「wmal2pcm.exe」であり、マイクロソフトのページからダウンロードが必要である。

 このツールはロスレスではないWMAファイルにかけてもWAVファイルは作成されないので注意である。個人的には、手持ちのCDを昔からWMAロスレスで取り込んでいたのが本当に役立っている。別にはじめから24bitにアップサンプリングするつもりではなかったが、結果として再度CDをパソコンに取り込む作業がいらないのは大助かりである。
 さてツールの実行はコマンドプロンプトから行うが、あらかじめフォルダを右クリックするとコマンドプロンプトが出るようにしておくと便利である。

 WMAロスレスファイルが収められているフォルダを選択して、右クリックしてコマンドプロンプトを表示して次のコマンドを実行すると、フォルダ内の全てのWMAロスレスファイルが変換されて拡張子がWAVのファイルが生成される。

"C:\Program Files\Windows Media Components\Tools\wmal2pcm\wmal2pcm.exe" . .

(最後の部分は半角スペース+ドット+半角スペース+ドットです)