アップサンプリング比較ガイド



これまで紹介してきたアップサンプリングツールを整理。

まずはやってみたい
わかりやすいインターフェイスと実際的な設定内容という点で文句なしにWaveUpConverterがおすすめ

サーというノイズが多い(WaveUpConverter,FUSE)
古い録音などに起因するノイズが、アップコンバートによるレンジ拡大で大きくなったため。レンジを拡大しないSSRCかr8brainが選択肢になる。どちらかの判断は下のギスギス感も考慮する。

高音のギスギス感が気になる(WaveUpConverter,r8brain)
強いディザによるもの。ディザ拡散なしでWaveUpConverterを使用するか、弱いディザのSSRCかFUSEを選択する。

タップ数をより上げたい(WaveUpConverter)
WaveUpConverterの設定最大値23より大きくするにはベースとなっているFUSEを選択する。デフォルトで25が指定となる。コンバート時の一時ファイルが巨大になるのでやや注意。

複数まとめてしたい(SSRC,FUSE)
FUSEの場合にはLilithをラッパとしてかませることで回避できる。

32bitまでアップしたい(WaveUpConverter,SSRC,FUSE,)
いまのところr8brainがフリーでは対応している。ただサウンドカードなどのD/A変換が対応しているか要確認。