Windows Media Playerでロスレスで取り込む

 CDをパソコンに取り込むのに手軽なのはWindows Media Playerである。ただし取り込み形式は必ずこのロスレス規格であることが必要である。標準だと取り込みの際に圧縮されてしまうが、このロスレス形式であれば圧縮による情報の損失がない。この設定はツール>オプションにあるので必ずしておきたい。 さて、いったんこの形式でパソコンに取り込んでおけば、後日、本ブログの目的である24bit化するときに必要なwavファイルが簡単に手に入るし、将来32bit化する場合にもベースとなる。
 またCDは発売当初は半永久といわれていたが、古いもので製造の悪いものは傷がつきやすかったり、くもり、カビなどの影響が大きく、パソコンに取り込みの際にエラーがおきることが多い。その場合には同じくオプションのデバイスで、取込に使用するドライブを選択したのちに表示される画面で「エラー訂正を使う」を利用するとかなり改善できるのでお勧めしたい。
 ちなみに、通常のCDを使って、このオプションを使った場合と使わない場合での違いがないか、何度か取り込み後のwavファイルを差分比較、波形比較したが違いはわからなかった。