こちらも176.4KHz対応へ/iHA-21

 IZO(アイジオ)のデスクトップUSB-DACも、ハイサンプリングレートに対応してきた。新しいモデルの「iHA-21」の出荷が3月に予定されている。そしていつものようにこのスペックを、望ましい条件と照らし合わせてみていくと...

 まずしっかりUSB入力で176.4KHzの対応を明記してある。またサイズも前モデル同様コンパクトで、ヘッドフォン端子の装備も装備され、机に置くのに適当な仕様となっている。残念なのは再生中のサンプリングレートの表示がないようで、これがあればもっとよかった。また背面の入出力端子はちと多すぎる。できればラトックのようにシンプルであったほしかったが、既存ユーザのアップグレードを取り込むためには、前モデルと同等のインターフェイスが必要だったのかもしれない。

 さて最近のUSB-DACは、その特性仕様をみるかぎりでは、かつてのワンランク、ツーランク上の内容が普通に書いてある。ハイサンプリングレートに対応する個々のパーツが、広く出回り入手が容易なのかもしれない。なおIZOもラトックやラステームと同じく、USB ADUIO 2.0規格のドライバで制御するようであるが、ぜひハイサンプリングレートの音源で、長時間にわたってテストしてから出荷してほしい。